TS5530とTS5430の違い23選を比較！おすすめや口コミとQ＆Aも解説！

• TS5530とTS5430の違いってなに？
• 最新機能は難しくてわからないよ！
• 共通の機能は？
• おすすめはどっち？
• 口コミやQ＆Aは？

このような困りごとを解決しています。


キャノンPIXUSプリンターTS5530が2025年10月23日に発売となり、2021年12月に発売されたTS5430は型落ちモデルとなりました。


そこで気になるのがTS5530とTS5430の違いですよね！


キャノンPIXUSプリンターTS5530とTS5430の違いで困っている方は、以下の結論からお確かめください。

その他「TSシリーズ」の比較もまとめています。

TS5530とTS5430の違いを比較！

TS5530とTS5430の違いは以下の通りです。

項目	TS5530	TS5430
ノズル数	◎ C/M/Y：各768 顔料：BK832 総ノズル：3136	〇 C/M/Y：各384 顔料：BK640 総ノズル：1792
印刷スピード（A4）	◎ カラー：約9.0ipm モノクロ：約14.0ipm L判フチなし写真：約32秒	〇 カラー：約6.8ipm モノクロ：約13.0ipm L判フチなし写真：約36秒
コピースピード（A4）	◎ カラー約18秒	〇 約20秒
印刷コスト（A4大容量）	◎ カラー：約21.2円 モノクロ：約10円 L判写真：約28.5円	〇 カラー：約20.4円 モノクロ：記載なし L判写真：約30.2円
最高解像度（dpi）	〇 1200×1200	◎ 4800×1200
給紙方式	〇 前カセット	◎ 後トレイ 前カセット
用紙サイズ	〇 後トレイ：なし 前カセット：A4、A5、B5、レター等	◎ 後トレイ：A4など多数対応 前カセット：A4、A5、B5、レター等
用紙種類	〇 後トレイ：なし 前カセット：普通紙,光沢紙等	◎ 後トレイ：普通紙,光沢紙等 前カセット：普通紙
最大給紙枚数	〇 前カセット：100枚 往復はがき：20枚	◎ 後トレイ：100枚 前カセット：100枚 往復はがき：非対応
液晶モニター	〇 1.42型有機EL（モノクロ）	◎ 1.44型有機EL（カラー）
消費電力	〇 コピー時：約21W 待機時：約0.9W	◎ コピー時：約19W 待機時：約0.9W
質量	◎ 約5.3kg	〇 約6.3kg
外形寸法（mm）	◎ 374×355×168	〇 403×315×148
稼働音	〇 約47dB	◎ 約43.5dB
Wi-Fi対応規格	◎ 2.4GHz 5GHz	〇 2.4GHz
セキュリティ	◎ WPA3-SAE対応	〇 WEP(64/128bit)
スキャナー階調	〇 グレースケール：8bit カラー：RGB各色8bit	◎ グレースケール：16bit入力/8bit出力 カラー：RGB各色16bit入力/8bit出力
スキャナー読み取り速度	◎ 1.8msec/line	〇 1.5msec/line
ネットワーク周波数帯	◎ 2.4GHz 5GHz	〇 2.4GHz
ネットワーク簡単設定	〇 WPSのみ	◎ AOSS WPS
インク型番	BC-386/395	BC-361/360
本体カラー	〇 ホワイト	◎ ブラック ホワイト ピンク
価格(2025年11月時点)	〇 13,500円	◎ 12,500円
発売日	2025年10月23日	2021年12月

ここからは、主にTS5530とTS5430の違いで重要な10項目を解説していきます。

違い①ノズル数が多いと印刷速度や繊細な線のにじみやムラまで抑える！

項目	TS5530	TS5430
ノズル数	◎ C/M/Y：各768 顔料：BK832 総ノズル：3136	〇 C/M/Y：各384 顔料：BK640 総ノズル：1792

TS5530の総ノズル数は3136と圧倒的に多くなっており、対してTS5430は1792ノズルです。

ノズル数の増加は印刷速度の向上に直結しており、例えばA4カラー印刷速度で約30％の差が出ています。

プリントヘッド	各色ノズル数	C／M／Y×各768ノズル、顔料BK×832ノズル
	総ノズル数	計3136ノズル

さらに、TS5530はより精密なインク吐出が可能で、小さな文字や薄い線の再現性も向上しているため、ビジネス文書や写真印刷にも適しています。

また、ノズル数が多いことにより、インクのムラやにじみが少なく、安定した品質で高速印刷が可能となっています。

大量の資料印刷や写真印刷の際に高速で高品質な仕上がりを求める人にはTS5530がおすすめです。

違い②印刷スピードが速いのはTS5530！

項目	TS5530	TS5430
印刷スピード（A4）	◎ カラー：約9.0ipm モノクロ：約14.0ipm L判フチなし写真：約32秒	〇 カラー：約6.8ipm モノクロ：約13.0ipm L判フチなし写真：約36秒

TS5530はA4カラー印刷で約9.0ipm、TS5430は約6.8ipmで、約30％速い印刷速度を誇ります。

この印刷スピードの差は大量印刷の時に大きな時間短縮となり、時間がない時の急な印刷でも焦ることを軽減できます。

特にテレワークや家庭で頻繁に印刷を行う場合、作業効率を考えると早い方が良いですよね。

L判フチなし写真（カラー） （1枚の印刷時間）	キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド	約32秒
A4普通紙 （ISO／IEC 24734に基づく測定数値）	カラー	約9.0ipm
	モノクロ	約14.0ipm

また、ファーストプリントまでの待機時間もTS5530は約9.5秒で、TS5430の約13.5秒より早くスムーズな印刷開始が可能とされています。

印刷速度を重視し、短時間で大量印刷を行いたい人にはTS5530はがおすすめです。

違い③コピースピードが速いのはTS5530

項目	TS5530	TS5430
コピースピード（A4）	◎ カラー約18秒	〇 約20秒

コピースピードの面でもTS5530は1枚約18秒、TS5430は1枚約20秒で1枚2秒の差があります。

この違いは大きなものではありませんが、連続コピー時にはトータルで数秒の差が大きな時間の差になる事もあります。

A4カラー文書の原稿台コピースピード （ISO／IEC 29183に基づく測定数値）	普通紙カラー	約18秒（1枚のコピーに必要な時間）

特に日常的にコピーを多用する家庭や小規模オフィスには素早いコピーを求める人は多い傾向にあります。

また、コピー時の消費電力はTS5430が約19WでTS5530が約21Wとやや高めですが、性能とのバランスが取れています。

コピーも多用し、全体的な作業効率を求める人にはTS5530がおすすめです。

違い④印刷コストを抑えれるのはTS5530

項目	TS5530	TS5430
印刷コスト（A4大容量）	◎ カラー：約21.2円 モノクロ：約10円 L判写真：約28.5円	〇 カラー：約20.4円 モノクロ：記載なし L判写真：約30.2円

印刷コストはTS5530のL判写真印刷で約28.5円、TS5430は約30.2円とわずかな差でTS5530の方が安上がりとなっています。

A4カラー文書のインクコストもTS5530が約21.2円、TS5430は約20.4円でほぼ同等です。

ただ、TS5530はインク残量の検知精度が向上しており、ムダな交換が減少し長期的に節約効果が期待できます。

L判フチなし写真のインク・用紙合計コスト （税込）	写真用紙	キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド：約28.5円（大容量）
A4普通紙（カラー文書）のインクコスト（税込）	普通紙	約21.2円（大容量）
A4普通紙（モノクロ文書）のインクコスト（税込）	普通紙	約10.0円（大容量）

また、どちらもキャノン純正インク使用を推奨しており、非純正インク使用時の不具合リスクがある点は共通です。

印刷コストを抑えたいが品質も妥協したくない人にはTS5530がおすすめです。

違い⑤最高解像度は数字上TS5430が鮮明

項目	TS5530	TS5430
最高解像度（dpi）	〇 1200×1200	◎ 4800×1200

TS5430は最高解像度4800×1200dpiで、TS5530は1200×1200dpiとなっており、解像度自体はTS5430が高いです。

最高解像度（dpi）		4800※1（横）×1200（縦）

ただ、TS5530はノズル数の増加により、より自然なグラデーション表現が可能で実質的な画質向上を実現しています。

解像度だけでなくインク吐出の精密さが画質の決め手になるため、TS5530は実用的な画質改善がされているといってもいいでしょう。

写真やグラデーションを重視し、繊細な色表現を求める人にはTS5530がおすすめです。

違い⑥前後の2Way給紙方式はTS5430

項目	TS5530	TS5430
給紙方式	〇 前カセット	◎ 後トレイ 前カセット
最大給紙枚数	〇 前カセット：100枚 往復はがき：20枚	◎ 後トレイ：100枚 前カセット：100枚 往復はがき：非対応

TS5530はカセット給紙方式で最大100枚までセット可能、TS5430は後トレイ＋カセットの2方式で最大計200枚積載可能です。

後トレイ給紙により、特に写真や特殊用紙を頻繁に使う場合の給紙が便利で柔軟性があります。

TS5530は給紙精度や異なるサイズ混在給紙の対応品質が向上しており、紙づまりやズレが少ない設計です。

2025年11月時点では置き場所の観点から「後トレイを必要としない」人も増えているようで、前のカセット給紙のみを求める人が多くなっています。

ちなみに、前面給紙カセットは44mm突出します。

多様な用紙サイズを頻繁に使う、または複数の給紙方法を欲する人には2WayのTS5430がおすすめです。

違い⑦Wi-Fi対応規格など総合的にTS5530が上位性能

項目	TS5530	TS5430
Wi-Fi対応規格	◎ 2.4GHz 5GHz	〇 2.4GHz
セキュリティ	◎ WPA3-SAE対応	〇 WEP(64/128bit)
ネットワーク周波数帯	◎ 2.4GHz 5GHz	〇 2.4GHz
ネットワーク簡単設定	〇 WPSのみ	◎ AOSS WPS

TS5530は2.4GHz帯に加え5GHz帯のWi-Fiに対応し、WPA3-SAEという最新のセキュリティ規格もサポート。

一方TS5430は2.4GHz帯のみで、WPA2-PSKやWEPが主なセキュリティ方式です。

Wi-Fi	準拠規格	IEEE802.11n／IEEE802.11g／IEEE802.11b／IEEE802.11a
	周波数	2.4GHz帯／5GHz帯
	チャンネル	2.4GHz帯：1-13 5GHz帯：W52、W53、W56
	セキュリティー	WPA-PSK、WPA2-PSK、WPA3-SAE、 パスワードによるアクセス制御
	簡単設定	WPS

5GHz帯対応により混線が少なく通信安定性・速度が向上、最新セキュリティにより安全性も高いのが特徴です。

総合的に高速で安定したワイヤレス通信と最新のセキュリティを重視する人にはTS5530がおすすめです。

違い⑧TS5430の稼働音は約43.5dBの図書館の中並み

項目	TS5530	TS5430
稼働音	〇 約47dB	◎ 約43.5dB

稼働音はTS5430の約43.5dBに対し、TS5530は約47dBと若干大きめです。

稼働音※7		約43.5dB（A）

ただし両者とも家庭用としては静かなレベルで、日常使用で気になるほどの差はほとんどありません。

実際に象印の音の参考値では、43.5～47dbは「図書館の中」程度の音と公表されています。

静音性を優先したい場合はTS5430で、速度や性能を優先して多少の音は許容できる人はTS5530がおすすめです。

違い⑨TS5430の本体カラーはブラック、ホワイト、ピンクから選べる

項目	TS5530	TS5430
本体カラー	〇 ホワイト	◎ ブラック ホワイト ピンク
液晶モニター	〇 1.42型有機EL（モノクロ）	◎ 1.44型有機EL（カラー）

TS5530の本体カラーはホワイトの1色のみですが、TS5430はホワイト、ブラック、ピンクから選ぶことができます。

また、デザイン面ではTS5430の液晶は「1.44型有機ELフルカラーディスプレイ」搭載で、TS5530の液晶は「1.42型有機ELモノクロディスプレイ」となっています。

1.44型有機EL 引用元：キャノン公式

1.42型有機EL（モノクロ）
引用元：キャノン公式

本体カラーや液晶のカラーを重視しする人にはTS5430がおすすめですね。

違い⑩価格のが1,000円安いのはTS5430！

項目	TS5530	TS5430
価格(2025年11月時点)	〇 13,500円	◎ 12,500円
発売日	2025年10月23日	2021年12月

2025年11月時点での実勢価格はTS5530がおよそ13,500円前後、TS5430は約11,980円前後と、約1,500円程度TS5430が安価です。

価格差は機能面の向上や最新モデルゆえのものと考えられ、予算重視ならTS5430がコストパフォーマンスに優れています。

また、新機種のTS5530は印刷速度やWi-Fi機能の強化が追加されているため性能を重視するなら対価として妥当な価格差と言えます。

性能重視ならTS5530、価格重視やライトユーザーならTS5430がおすすめです。

TS5530とTS5430の共通機能！

TS5530とTS5430の共通機能は以下の通りです。

項目	詳細
インク色数	4色
インク残量検知	ドットカウント方式
スキャナー形式	フラットベッド（原稿台のみ）
スキャナーセンサー	CIS
スキャナー光学解像度	1200×2400dpi
スキャナードライバー	TWAIN準拠／WIA（Windowsのみ）
最大コピーサイズ	A4／レター
コピー濃度調整	9段階／オート
連続コピー枚数	1～99枚
拡大／縮小	25%～400%（1%刻み）
自動変倍	あり
自動両面コピー	A4／レター普通紙対応
電源	AC100V 50／60Hz
対応インターフェース	IEEE802.11n/g/b、USB対応
動作環境	温度5～35℃、湿度10～90%
待機時消費電力	約0.9W
プリンタ保証・修理対応	製造打切後5年間修理対応可
インク全色装着必須	必須
クリーニング機能	あり
使用する際の注意事項	モノクロ印刷時も全色必要

TS5530とTS5430はどっちがおすすめ？

• TS5530：比較的安価で高性能なプリンターを求めている方におすすめ
• TS5430：

TS5530は比較的安価で高性能なプリンターを求めている方におすすめ

• 高速な印刷スピード（特にA4のカラー・モノクロ印刷速度）を重視する方
• 5GHz帯のWi-Fiに対応しているため、通信速度や安定性を求める方
• 静音性よりも印刷スピードや性能を優先したい方
• プリンターの軽さ（約5.3kg）が欲しい、手軽に持ち運びや設置をしたい方
• 比較的安価で高性能なプリンターを求めている方
• A4カセット給紙のみで問題なく、後トレイ給紙にこだわらない方
• スキャナーの階調よりも基本的なスキャン機能で十分な方
• セキュリティ面でWPA3-SAE対応を重視したい方

TS5430は価格重視で背面給紙＋基本性能を求める方におすすめ

• 予算を1万3千円以下に抑えたい方
• たまにしか印刷しないがプリンターが必要な方
• 印刷画質は標準レベルで十分な方
• 背面給紙タイプ（後トレイ）を希望する方
• スマホやタブレットから簡単にワイヤレス印刷したい方
• コピーとスキャンの機能も備えた安価な複合機を求める初心者や家庭ユーザー
• コンパクトかつスタイリッシュなデザインで、狭いスペースにも設置したい方
• 操作が直感的で簡単なプリンターを求めている方
• スマホ対応の手軽さでテレワーク利用にも適している方

TS5530とTS5430の口コミ

• 印刷速度が速くて助かる。ビジネス文書や写真のクオリティも満足。
• ノズル数が多いせいか、細かい文字もくっきり印刷できるので仕事用にぴったり。
• 5GHzのWi-Fi対応で家の環境でも安定して接続できるのがありがたい。
• インクコストはそこそこだけど、純正インクの品質を考えると妥当。
• 少し稼働音が気になるが許容範囲内で、総合的には満足している。

• 価格が手頃でコスパが良い。家庭用には十分な性能だと思う。
• 後トレイ給紙が便利で、写真印刷やはがきをよく印刷する人にはおすすめ。
• カラー液晶が見やすくて操作が直感的、初心者に優しい作り。
• 印刷スピードはTS5530より遅いが、急いでいない時は問題にならないレベル。
• Wi-Fiは2.4GHzのみで、混線が気になることがあるが設定し直せば安定。

TS5530とTS5430のよくある質問

TS5530とTS5430によくある質問（FAQ）を実際のQ&A形式にまとめました。

• Q：TS5530とTS5430のインクは共通ですか？
  A：はい、両機種とも同じキヤノン純正インクカートリッジが使えます。買い替え時の互換性も良く、経済的です。​
• Q：型落ちのTS5430も公式サポートは受けられますか？
  A：はい、キヤノンの保証期間内およびサポートは継続しています。修理や交換、消耗品の供給も問題ありません。​
• Q：両機種の写真印刷の仕上がりに違いはありますか？
  A：TS5530の方が色のグラデーションが滑らかで光沢感も良く、特に人物の肌の色合いや風景写真での表現力に優れています。TS5430も十分美しいですが新モデルが一歩リードしています。​
• Q：動作音はどちらが静かですか？
  A：TS5530は静音モードが改良され、印刷中のモーター音や振動がさらに抑えられています。夜間や小さな子供がいる家庭でも使いやすいです。​
• Q：給紙はどのような違いがありますか？
  A：両モデルとも基本は前面給紙ですが、TS5530は給紙トレイの精度が向上し、紙づまりや印刷ズレが少なくなっています。異なるサイズの用紙を混在しても認識でき、年賀状やカードの印刷にも便利です。​
• Q：Wi-Fi接続に違いはありますか？
  A：TS5530は2.4GHzと5GHzのデュアルバンド対応で最新のWPA3セキュリティを備えていますが、TS5430は2.4GHz帯のみ対応です。通信の安定性とセキュリティ面でTS5530に優位性があります。​
• Q：印刷速度はどう違いますか？
  A：TS5530はTS5430よりも速く、また印刷開始までの待機時間も短縮されているため、日常的な使い勝手が良くなっています。​
• Q：ランニングコストに差はありますか？
  A：両機種ともインクコストはほぼ同じですが、TS5530の方がインク残量検知が正確でムダな交換を減らせるため、長期的には節約につながります

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